今回は今かなりホットなアニメ、「ブルーイ」について解説したいと思います♪

ブルーイはどこの国でつくられた?
ブルーイ(Bluey)はオーストラリアのクイーンズランド州の映像制作会社、Ludo Studioにより制作されました。
オーストラリアでは2018年10月1日から放送開始。
アメリカ合衆国とイギリスではディズニージュニアで放映されており、Disney+で国際的に配信されています。
日本では2020年8月3日からディズニー・チャンネル内のディズニージュニアで放送され、2024年10月26日からはついにテレビ東京系列の『イニミニマニモ』で放送が開始されました!
ブルーイの舞台はどこ?
ブルーイたちが生活する舞台はオーストラリアのクイーンズランド州の都市、ブリスベンがモデルです。


遊びや散歩、買い物、ピクニックに行ったりと様々なエピソードがありますが、実際の街や店をモデルにしていることも多いそうです。
アニメを観ていると、景観もよくて楽しそうな場所がたくさんあるため、いつか聖地巡礼してみたいです。
オーストラリアでも圧倒的な人気があり、ブリスベンでは2024年11月7日に没入型体験アトラクション「ブルーイ・ワールド」が開業されています。
需要が高く、開業前から会期が2025年の9月まで延期になっています。




家具や小物も細部までこだわっていて写真をみているだけでも楽しいですね。
ブルーイのあらすじ
基本的には各話完結型のアニメとなっており、各エピソードは7分程度で構成されています。
現在Disney+ではシーズン1~3、ミニストーリーが配信されています。
6歳と4歳の子犬の姉妹ブルーイとビンゴは遊ぶことが大好き。 いつも元気で好奇心旺盛なブルーイは毎日の日常を最高のアドベンチャーに変える天才! 想像力豊かに、身近なものから夢中になれる楽しい遊びを発見し、遊びを通して相手を思いやる気持ちやコミュニケーションの大切さを学んでいく。
ディズニー・チャンネルより引用
シーズン1ではエピソード1~52。
シーズン2ではエピソード1~51。
シーズン3ではエピソード1~50(エピソード49は30分の長編)
ミニストリーはエピソード1~23。(各話3分。コレクションが1~3話あり、各話16分です)
登場人物(主要キャラ)
ブルーイにはたくさんのキャラクターが登場しますが、ここでは主要キャラのみ紹介します。
ヒーラー家(ブルーイファミリー)
ブルーイ・ヒーラー
6歳(『プレゼントまわし』以降は7歳)。明るく優しく、好奇心旺盛で元気な女の子。
遊びの中で妹のビンゴと言い合いになってしまうこともありますが、優しいお姉ちゃんとして振舞っていることが多いです。
ビンゴや友達と喧嘩になったり、良くない事象が起こっても、他人の意見を素直に聞き入れ良い方向に解決していく力があります。
ビンゴ・ヒーラー
4歳(『さかだち』以降は5歳)。ブルーイの妹。
ビンゴはブルーイよりも比較的大人しく遊びます。
ブルーイと遊んでいないときには、小さな虫に静かに話しかけていたり、おままごとの役になりきりすぎて誰にも制御不能な状態になってしまうことも。
バンディット・ヒーラー
ブルーイとビンゴのパパ。
職業は考古学者で、在宅勤務をしています。時々長期出張もあり。
ノリが良く、ブルーイとビンゴの遊びにも全力で(良い意味でも悪い意味でも…笑)付き合います。
チリ・ヒーラー
ブルーイとビンゴのママ。
職業は空港警備で、パートタイマーで働いています。
ブルーイとビンゴが遊んでいる時、優しい言葉や態度で見守りつつ導きます。
ブルーイとビンゴの遊びにナレーションなどをつけて盛り上げ、遊びの幅を広げたり、新しい遊びも提案します。
おすすめエピソード
おすすめエピソードはたくさんありますが、ここでは5つのエピソードに絞って紹介したいと思います。
ここからはネタバレもありますのでご注意ください!!
「プール」
これはわたしが教育的に子供にみてほしいエピソードです(笑)
めんどくさくても、楽しくなくても、目的に合わせて準備をしっかりとすることで何倍にも楽しく遊べるよということが分かります。
準備不足でプールに来てしまったブルーイ・ビンゴ・パパのやりとりもおもしろいです。
最後に登場するママはブルーイ・ビンゴ・パパからすると、まさに救世主でしょうね。
「まねっこ」
ブルーイはパパのマネが大好き。しかし遊びの途中に傷ついたインコを見つける。
すぐに獣医へ連れていくが助からず…。インコに生きててほしかったと思うブルーイ。
それに対しパパは共感しつつ、どうしようもない、そういうこともあると説明します。
帰宅後、ブルーイはインコを見つけてからの「まねっこ」をはじめます。
ママはインコが生きていることにしたいのかと思い、遊びの中で良いお知らせがあるといいますがブルーイは違うよと言います。
しかしビンゴはすでに役になりきり、もう制御不能!元気に外を飛び回るインコになっています。
ママが元気に走り回るビンゴをブルーイと一緒に眺めながら、本当はこうやって遊びたかったんじゃないんでしょと言いますが、ブルーイはパパに言われた言葉をママに言います。
これはなかなか子供には難しい話かなぁと思いましたが、子供はこうやって物事を理解していくのだと感じました。
はじめは「まねっこ」でも、それを繰り返すことで自分の中で消化され、理解されていくのかもしれません。
「チキンラット」
寝る直前、ビンゴがお気に入りのおもちゃのフロッピーがいないと言い出します。
ブルーイとビンゴはママと一緒に少しずつ遊びの軌跡をたどり、フロッピーを探します。
寝る直前にこんなに根気強くぬいぐるみを一緒に探してあげるチリ。さすがとしか言いようがないですね。
日々の生活でもこれぐらいの余裕をもって子供たちに接しようと勉強になります。
次々に遊びが変わるのも、子供ならではの発想があってのことだと分かり、まるで謎解きをしているようで楽しいですね。
忙しい中でも、重たい腰をあげてでも、子供と遊ぼうと努力しているママのエピソードは他にも「ドライブごっこ」や「クジラツアー」があります。
「ビンゴ」
ビンゴが主役のエピソード!このエピソードのみ特殊オープニングになっています。
一人で遊ばなければならないビンゴですが、一人で遊ぶ方法が分かりません。
しかしママの助言を受け、試行錯誤のうえ一人でも楽しく遊べるようになります。
とにかくビンゴがかわいい☆
大好物のブルーベリーを前にして「食べちゃうからね~」と宣言したり、「わたしはれいぞうこに嫌われてる」と言ったり…。小さなアリさんに話しかけたり…。
ビンゴの魅力がたっぷり詰まったエピソードです。
似たようなエピソードに「羽根の杖」があります。こちらではブルーイファミリーの遊びに対する真摯さもうかがえます。
「あめ」
雨の日、ブルーイは濡れることも厭わず、ある遊びを始めます。
途中からはセリフもなくサイレントで本編がすすみます。
感性が揺さぶられる作品です。もはや映画。
これはもう観てください!(笑)
さいごに
伝えたいことが多すぎて想定よりも長くなってしまいました。
まだまだブルーイについては語れそうです。
地上波での放送も始まり、ディズニーのテーマパークとディズニー・クルーズラインにブルーイを進出させ、さらに2027年には映画化もされると発表されています!
今はまだ日本のおもちゃ屋さんでもブルーイの取り扱いがなく、悲しい思いをしている同志がたくさんいるはず…。
かなりホットな「ブルーイ」。
まだご覧になっていない方は、この機会に親子で一緒に楽しみましょう♪